この頃少なくなりましたが、左眼にキャタラクトレンズ(帽子のツバが付いた形の強度凸レンズ)
を使用した場合です。↓
薄くするためのツバ付き凸レンズのはずが、今回問題の左レンズは、耳側も厚いです。
原因は、強度乱視とその軸度にありました。 (
S+13.00C-5.00A80°) 残念ですが、
キャタラクトレンズで薄型加工(横オーバル形にレンズを製作する)は、出来ません。
一方、「帽子の部分」と「ツバの部分」でレンズカーブが異なるので、写真のように
フレームリム形状を修整します。 たいしたことではありませんが、職人作業です。
切込みは、必要量の1ミリ深めに入れます。ご使用時の万一の衝撃がレンズを痛めないように配慮します。
厚みのあるレンズをフレームに収めるためにメガネ店として必要な作業です。代金の加算はありません。 |