小玉のついたバイフォーカルレンズは、幾何中心と光学中心がずれている場合が多く、
メーカーサイドからのマーキングを鵜呑みには出来ません。 乱視があって印点すると
「小玉の水平」がズレる場合は、「ハの字」ならまだしも「左右とも右肩下がり」や、そ
の逆は、加工者には生地の再作発注すべきか、否か、と判断が難しいところです。
さて、加工してみると左右しかるべき箇所に確実にセットしたはずながら左右の位置
ズレが出来て小玉の位置が不揃いになってしまう場合があります。 加工機のチャッ
クが原因だったり、印点位置ズレかもしれません。 ともかく原因は判らない場合でも
左右の小玉のレンズエッジからの位置合わせをするやり方です。 |