膜プリズムのカット貼り付け価格 8,640円
< フレネルプリズム膜のカット方法について >
フレネル膜は、塩化ビニルなので油性ペンを使うと後で消せません。 レンズの形を書き込んでから切るのではきれいに出来ません。 どうしましょう?
それに膜は、台玉と同じ大きさだとハガれ易いので、ひと回り小さくカットする必要があります。
そのため、まず台玉よりも上下左右のサイズが、-0.80ミリ小さい「カットガイド用型板」を作ります。 出来た型板に必要な角度に裏側から貼り付けてから、ハサミで型板に沿って切ります。
「カットガイド用型板」は、不用となったレンズなどを使って作ります。ガイド点は必ず凸側に打ちます。 凹側に印点すると膜に移ってしまう恐れがあるからです。
重要なのは、当然ながら水平点(説明上赤線)です。 直交する垂直点線(説明上青線)は、型板を カットした後でも打てますが、フレネル膜上の筋線にこの垂直点線を合わせて正確に軸度を出します。
軸度表記のプリズムは、分度器等を使います。 (下は、例として165°)
以上は、メガネ加工を仕事とする方への参考方法です。 |